さる2018年4月29日、天気も良く気持ちの良い日に、てらすや10周年イベントを行うことができました。
たくさんのみなさまにお集まりいただき、本当にありがとうございます!
今回は、昼の部と夜の部に分かれていたのですが。
昼の部では、朝からてらすやに集合していただき、モール505周辺から駅前、そして、亀城公園方面まで散歩に行きましたよ。
高校生のときに、駅前エリアで新聞配達をしていた店主ハルは、土浦まちなかエリアのいいところをいっぱい知っています。
普段は車での移動が多いみなさんに、ぜひぜひ歩くからこそ見えてくる素敵スポットをご紹介したい!
ということで、お借りした持ち運び式のアンプにマイクをつないで、ガイドをしながらご案内。
モール505の、てらすや下には、最近オープンしたばかりの「嬉輪(きりん)」さんがあります。
こちらでは、ロードバイクのレンタルもされていますし、工具なども貸してもらえるのだそうです。
コーヒーやランチが楽しめる、自転車乗りさんたちの休憩スポットとなっています。
休みの日には、家族で自転車を借りて、りんりんロードへ向かう姿も見られますし、本格的なレーサー?姿の方もたくさんお見えですよ。
土浦は、駅ビルも自転車に乗る方のためにカスタマイズオープンし、霞ヶ浦の湖畔から筑波山までを安全に走れる、りんりんロードを利用する方のための休憩施設も、ぞくぞく充実中です!
りんりんロードだけでなく、まちなかも、古い建物があったり、狭い路地に入れば、雰囲気の良いインスタ映えスポットも点在していますよ。
モール505は、全長505mの三階建ショッピングモールですが、震災がきっかけで、たくさんのテナントが店を閉めてしまいました。
それでも残っているお店は、顧客に愛されながら頑張っています。
てらすや脇の、お好み焼き「かつら」さんは、モール505が出来た1980年創業。アラフォー〜アラフィフ世代が、若い頃よく友達と学校帰りに食べに来たと、思い出話を語ってくれるような、安くて美味しいお店です。
一階の、てらすやから線路方面へ向かったところにある、「マイノリティ」さんは、紳士の高級ブランド衣料を揃えていて、地元の名士に古くから愛されている名店です。店主の的場さんは、商店会の会長をしていて、先日はNHKの土浦駅前を紹介した番組にも出演されていましたよ。
また、まちなか交流ステーション「ほっとONE」は、レンタル会議室やワイファイのある休憩所でしたが、この春から、インターネットテレビのスタジオとしてリニューアルオープンしました。
グリーンバックのスタジオで収録できるようになっています。
モールの線路側終点から駅西口方向へ向かう道沿いにも、古くからのお店や、新しいお店が並んでいます。
古くからあるのは、とんかつの「ふかわ」さん。もとパチンコ店の一階にある、県内最大級の古書店「つちうら古書倶楽部」さんは、やはり古くからある「レンガ堂書店」さんの呼びかけで始まったお店です。
飯野パン屋さんは、震災前までずっと続いていた老舗のパン屋さんで、サンドイッチが美味しかったんですよ。
韓国料理屋「民俗村」さんは、以前モール505でも出店されていました。韓国海苔巻きが美味しかったなあ。
現在の図書館向かいにある、こちらのビルの二階が、てらすやがはじめに開店した場所です。今は一階と二階が同じ居酒屋さんになっていますので、階段は見えませんが、当時は一階から四階までが、別々のテナントだったんです。
手すりはありますが、ちょっと急な階段だったので、ベビーカーでお子様をお連れの方や、車椅子でお越しの方がお見えの際には、店主ハルが、かついで上がっていました。
足の悪いお年寄りも見えることもあって、いつか誰か落ちるんじゃないか…とヒヤヒヤ。
そんな時に、常連さんに、モール505を紹介され、エレベーターもエスカレーターもあるということで、ちょっと駅からは離れてしまいますが、移転することにしたのでした。
ちょっと長くなったので、つづきまーす。